カテゴリ
以前の記事
2019年 11月 2019年 10月 2017年 10月 2017年 08月 2017年 05月 2017年 03月 2016年 12月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 09月 2016年 08月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 その他のジャンル
外部リンク
記事ランキング
画像一覧
|
2014年 04月 08日
アルビル市内から車で約50分。
冬は土色の荒野が広がる難民キャンプに続く道にも春が来て、青々とした草原が広がる。 ヨルダンのザアタリキャンプもそうだったが、ダラシャクランキャンプもほんとうに周りに何もない。まぁ、何も無いから作れるんだろうけど、陸の孤島だ。UNHCRに登録していれば一応の出入りは可能だが、街から遠く、キャンプの外に仕事を探しに行く事は難しいと思った。 広がり続けるキャンプ。 このテントで寒い冬を乗り越えたのだと思うと頭が上がらないが、これからは酷暑が待っている。すでに日中の日差しは鋭く、ハエの羽音が目立ち始めていた。 出産直後のお母さんと赤ちゃんを訪問。 お母さんのジーラーンは17歳。帝王切開にて出産した赤ちゃんは生後4日目。 無事に元気な赤ちゃんを出産し、ほっとした表情のお母さん。 シリア北東部ハッサケ出身で8ヶ月前に夫と一緒にイラクに避難してきた。 夫の仕事は不定期に入ってくるキャンプ内の建設工事で、キャンプのほとんどの男性の収入は同様とのこと。そのような状況で、前述のマタニティーホスピタルまで1時間の道のりに、タクシー(片道約1,600円)を利用できず、テント内でリスクの高い出産をする妊産婦さんも少なくない。 ジーラーンのように、JIM-NETの運営する医療バスを利用し、妊婦検診で異常の早期発見を行い、安心して出産できるお母さんたちが増えて欲しいと思う。 今後、このように妊産婦支援プロジェクトの医療バスを利用して出産したお母さんたちを訪問し、お母さんを取り囲む環境をレポートしていきたい。
by tamura_ikkyuu
| 2014-04-08 23:17
| イラク(アルビル)
|
ファン申請 |
||