パルミラからハマへ。
ハマの町が今どうなってるのかは、不明。
でも、日本でもしょっちゅうニュースに出るようになった戦闘の最も激しい町ホムスから、バスで30分程度の町なので、ある程度は想像できる。
photo by 撮影者不明(2000/8)
中心に大きな水車のある公園(思い出しただけで泣けてくるあの有名な水車のある公園...!)を1人で散歩してたら、芝生でランチ中の大家族が声を掛けてくれた。
子供たちに手を引かれて輪の中に入り、お母さん手作りの
ファラフェルサンドをご馳走になる。
包み紙の先を食べやすくちぎって差し出してくれるお母さん。横では長女らしき子がシャーイを小さなグラスに注いでくれている。
遠慮なくアラビア語で質問しては勝手に笑って寄せてくる肩...
話しながらヒジャーブを巻き直す指先...
水筒のシャーイは、大抵ぬるくなってるけど甘くておいしい。
いつものシリアの、いつも流れてた時間。
どこの町に行っても、みんな当然のように親切に迎えてくれた。
↑これは1年半前に行った時。細い石畳と小さな石造りの建物が並ぶハマの旧市街。
10年経って、町は少し華やかになったけど人は変わってなかった。
↓こんな写真も当時は冗談たっぷりで撮ってたけど。
平和過ぎた頃のシリア。
誰も、この子達だって、こんな日が来ると思っていなかった。