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2010年 04月 14日
この子達もあと何年かしたら憎きシャバーブ(若者たち)になるんだろうか...
女の子と触れ合いたいのに機会がなくて、とりあえず近所の友達とつるんでるシャバーブJrたち。まぁ、仕方がないと言えば仕方がない。 「シャバーブはほんとにどうしようもない。もぅ、困ったもんだよ。アッラーが見てるというのに」 壊れたサンダルに器用にミシンをかけながら、靴屋のオヤジは話してくれた。大人になればわかるんだけど、ガキどもは...ったく。 同じベリーダンス教室に通う、ダマス生まれののラマにも訊いてみる。 「シャバーブは完全にクレイジーよ」 と頭を指して眉をしかめた。 「シリア人でも?」 「もちろん、あるある。」 ラマも一人で道を歩いてると、ちょっかいをかけられることがあると。以前に、携帯番号の書いた紙がメッセージと一緒にカバンの中に入れられてて、それをたまたまフィアンセが見つけて大変だったらしい。 ラマはヒジャーブをして、ロングコートを着用し、右手の薬指に婚約指輪をしている。それでも、あるらしい...シャバーブには現地人も困っていると。 こればっかりは、本人たちの意識が変わらない限りいくら大人が上から押さえつけても変わらないだろう。 敬虔な若者ももちろんいる。クラスメートでインドネシア人のフォーザーンは、まだ16歳なんだけど、超美男子で、欧米女子も絶賛していて万国共通の男前認定を受けている。彼と話をするとき、憂いがあるけどシャープな瞳に吸い込まれそうになる。フォーザーンは、女の子が目を見て話しかけると、顔をそらして返答する。冗談なんかは軽く言い合うけど、少し踏み込むと、すぐに閉ざされる。男の子とは固く握手を交わしても女の子には指一本触れない。彼は結婚するまで彼女は要らないと言っていた。奥さんになる一人だけで充分だと。 「フォーザーンは優等生ムスリムね」 万国女子、ここでまたフォーザーンに男前認定。 結局は育った環境でしょうかね。
by tamura_ikkyuu
| 2010-04-14 01:36
| シリア
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